ロースクールと法曹の未来を創る会、Law未来の会

活動報告

2023. 6.20 「『弁護士のすゝめ』狙い目の最強資格の魅力とリアルに迫る」開催

当会は、2023年6月20日、早稲田大学にて、パネリストとして、菊間 千乃 氏(弁護士法人松尾綜合法律事務所代表パートナー)、榊原 美紀 氏(マクニカホールディングス且キ行役員・ゼネラルカウンセル/フューチャー且ミ外取締役/日本組織内弁護士協会前理事長/当会理事)、小笠原匡隆 氏(法律事務所ZeLo・外国法共同事業代表弁護士/ LegalOn Technologies取締役共同創業者)、をお呼びし(当会事務局次長の多田猛弁護士もパネリストの一人として登壇)、シンポジウム「『弁護士のすゝめ』狙い目の最強資格の魅力とリアルに迫る」を開催しました。

本シンポジウムは、共催:早稲田大学大学院法務研究科、後援:第二東京弁護士会、協賛:法律事務所ZeLo・外国法共同事業/ LegalOn Technologies、という多数の温かいご支援に支えられ、開催することができました。

当日は、大学会場とWEB配信で、それぞれ約100名の方にご参加いただきました。参加者は、学生から社会人、そして、弁護士と多岐にわたり、幅広い年代の方々がパネリストの話に熱心に耳を傾けていました。特に大学会場には、中学生、高校生のお子さんを連れた親御さんの姿があり、職業としての弁護士への関心の高さを改めて実感しました。

パネリストによる座談会は、今、話題のChatGPTから始まり、弁護士とAIとの協働や未来の弁護士像についてまで話が及びました。また、弁護士の働き方や収入といった、弁護士という職業の魅力に直接関わるテーマについても、パネリストからは自身の経験に照らし、非常に前向きな話が語られました。パネリストが日々、弁護士という仕事を純粋に楽しんでいるということが聴講者にも自然と伝わったように感じられました。

質疑応答の時間では、聴講者からパネリストに対し、「今のうちからしておくべきことはなにか」、「弁護士として独立して事務所を経営することの魅力はなにか」、「良い弁護士とはどのような弁護士か」、「法学部以外からも弁護士になれるか」、「弁護士が起業することの強みはなにか」といった弁護士の魅力に迫る質問がなされ、各々のパネリストから熱のこもった回答がなされました。特に、パネリストの菊間先生からは、「来年のNHKの朝ドラは、日本初の女性弁護士の三淵嘉子さんを扱ったものだ。このドラマをきっかけに弁護士になろうとする人はきっと増えるだろう。弁護士になるなら、今がチャンスだ」という話があり、聴講者は、弁護士の人気がこれから一層、高まっていく機運を感じられたようでした。

そして、本シンポジウムの最後には、当会の代表理事の久保利英明弁護士から、「弁護士が増えたって誰も困らない。若い皆さんにはどんどん入ってきてほしい。弁護士ほど楽しい仕事はない」といったエールが送られ、会場の熱気が冷めやらぬうちに、本シンポジウムは閉幕となりました。

今後も、当会は、一人でも多くの方に弁護士業界に興味を持って頂けるよう、このような情報発信の機会をつくるとともに、多様な人材が法科大学院に入学・修了し、より多くの司法試験合格者を輩出するよう、様々な活動をつづけてまいります。

 

Copyright(c) ロースクールと法曹の未来を創る会
当ホームページ内で使用している画像、テキストを無断で転載・転用することを禁じます。