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活動報告

2022.10.20 シンポジウム「弁護士のすゝめ 〜狙い目の最強資格の魅力とリアルに迫る〜

 2022年10月20日、パネリストとして菊間 千乃 氏(弁護士法人松尾綜合法律事務所代表パートナー)、榊原 美紀 氏(マクニカホールディングス且キ行役員・ゼネラルカウンセル/フューチャー且ミ外取締役/日本組織内弁護士協会前理事長/当会理事)、小笠原匡隆 氏(法律事務所ZeLo・外国法共同事業代表弁護士/鰍kegalForce取締役共同創業者)、多田 猛 氏(イーリス総合法律事務所代表弁護士/当会事務局次長)が登壇し、シンポジウム「弁護士のすゝめ 〜狙い目の最強資格の魅力とリアルに迫る〜」を開催しました。

 当日は、会場とWEBで、それぞれ100名を超える方が参加し、パネリスト同士の活発な議論が交わされたあとには、参加者から多数の質問が寄せられました。
 今回は、上智大学との共催ということで上智大学の教室をお借りして開催され、弁護士を志す学生・社会人が多数参加し、会場・ウェブともに、白熱したシンポジウムとなりました。

 当会の宮島渉弁護士、多田猛弁護士が執筆した『弁護士のすゝめ』(民事法研究会)に登場する3人の先生がパネリストとして登壇し、弁護士という最強資格の魅力とリアルを語っていただきました。
 特に、日本組織内弁護士協会前理事長であり当会理事でもある榊原 美紀 氏からは、多様性を確保するため、社外取締役としてより多くの女性弁護士が必要とされている実情をお話しいただき、女性弁護士が活躍できる分野が大きく広がっていることを紹介していただきました。
 聴講者からは、「試験の成績が周囲に比べ特に優れているとまではいえないから自分に弁護士としての適性があるか迷っている」といった質問がありましたが、登壇者からは、試験の成績は頑張ればいくらでもなんとかなる、自分の志を貫けば絶対に司法試験には合格する、と力強い励ましがあり、本シンポジウムを聴講して弁護士になることを決心した学生もおりました。
 シンポジウム終了後も、熱意ある学生たちが登壇者に積極的に質問し、登壇してくださった先生方も熱意に応えて応対してくださったため、質問者の列が絶えず、大変な盛会となりました。
 あらためて、弁護士の魅力を社会に広めることの意義を強く認識いたしました。

 

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