「現役弁護士が司法試験を解いてみた−AI時代にこれでいいのか」出版記念パーティーのご案内 2018年3月吉日 皆 様 ロースクールと法曹の未来を創る会
代 表 理 事 久 保 利 英 明 拝啓 早春の候、ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。平素より、格別のご高配を賜り厚く御礼申し上げます。 さて、当会は、2014年5月の設立以来、ロースクール(法科大学院)制度を発展させることにより、社会が求めている幅広い知識と経験をもつ法曹を増やすという理念の下、活動を続けてまいりました。残念ながら、この間、司法試験の合格者は、1500人台にまで落ち込み、法科大学院への入学者は、2017年度は、1704人と伝えられています。法科大学院制度を導入した司法改革の理念が危機に瀕しています。この危機をもたらしている最大の原因が、法科大学院を修了しても2割程度しか合格できない司法試験にあることは明らかです。 私たちは、こうした状況を打開することを目指して、『現役弁護士が司法試験を解いてみた−AI時代にこれでいいのか』(現代人文社)を出版することにいたしました。 本書は、当会が2015年から2017年に3回にわたって開催した「現役弁護士が司法試験を解いてみた」というセミナーが基になっています。このセミナーのために、私のような40年以上の経験をもつベテラン弁護士から、数年前に司法試験に合格した若手弁護士まで、各回10名ほどの弁護士が司法試験に「挑戦」しました。普段持ちなれない万年筆やボールペンで、2時間必死で手書きして、研究者や実務家に答案を採点してもらいました。結果は、本をお読みいただきたいと思いますが、副理事長で弁護士歴40年の岡田和樹弁護士は、3回とも、「不合格」又は「合否すれすれ」の点しかとれませんでした。私も、45年ぶりに司法試験を受けてみて、今のような試験を変えなければ、日本の司法、そして社会に未来はないと確信しました。 そこで、本書の出版を記念して、日本の司法の現状を憂慮されている皆様にお集まりいただき、下記の通り、様々な想いを語り合う場を設けさせていただくこととしました。ぜひ、多くの皆様にお越しいただきたく、ご多忙の折とは存じますが、お誘いあわせの上ご来臨賜りますようお願い申し上げます。 記 「現役弁護士が司法試験を解いてみた−AI時代にこれでいいのか」 出版記念パーティー 日 時 : 2018年4月18日(水)午後6時30分〜8時30分
(受付開始午後6時) *お手数ですが、ご出欠をE-mail(info@lawyer-mirai.com )又は、FAXでご返信いただければ幸甚に存じます(FAXの場合は、こちらの返信用紙をお使い下さい)。ご返信の際、御所属、御役職、御名前、御連絡先(メールアドレス)をお知らせ下さい。
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